2019年卒業式を挙行 1,150名が學園を巣立つ

 2019年3月の卒業式が、3月17日(日)、三鷹キャンパスの松田記念館で行われました。
 今年度の卒業生は、醫學部111名、保健學部519名、総合政策學部200名、外國語學部184名。また、大學院醫學研究科11名、保健學研究科11名、國際協力研究科11名、醫學部付屬看護専門學校103名のあわせて1,150名です。
 會場では、吹奏楽部の演奏が流れる中、色とりどりの晴れ著姿の卒業生が學部ごとに並び、多くの家族や學園関係者が列席しました。
 式では國歌斉唱のあと大川昌利総合政策學部長が學事報告をし、各學部、研究科、専門學校の卒業生の代表に學位記や卒業証書が授與されました。
 続いて大瀧純一學長が式辭を述べ、「社會は大きく変貌し、近い將來にはAIやロボットなどで仕事が自動化されてくるとも予想されています。しかし、我々がめざすのは人々がお互いに思いやりを持って向き合う社會であるはずです。杏林學園の建學の精神『眞?善?美の探究』を実踐することは、社會に出て必ず役立つはずです。本學で學んだことを基礎に常に自己研鑽を続け、自分の価値を高めていくとともに、他の人たちにもこれを提供し牽引できる人になってください」とはなむけの言葉を送りました。
 続いて、學業などに優秀な成績を殘した學生に表彰狀が贈られました。
 このあと、式辭に立った松田博青學園長?理事長は「皆さんを迎える社會は大きく変化を遂げています。皆さんにとって、最初の仕事は厳しく辛いこともあるでしょうが、安易に逃げ道や近道を探すことなく、歯を食いしばって歩んでください。その先には必ず光があります。山ほどの情報の中で、これまでに得た知識や判斷力を駆使して、正しく必要な情報は何かを選択し、人生を歩み続けてください。また、ある時期、いまの自分があるのは多くの支えがあったことに気づく時があります。そうした時には、お返しの気持ちで自分より貧しい人、弱い人たちにできる範囲で手を差し伸べるような、そうした人生を歩んで行ってください」と社會人としての心構えを述べました。
 続いて來賓として読売新聞グループ本社取締役最高顧問で主筆代理の老川祥一氏が祝辭を述べました。この中で老川氏は、まず「みなさんは平成の時代が終わった後、新しい時代の社會人第一號であり、志を抱き、自らの努力が新しい社會の活力となっていく自覚と責任を持って歩んでください」と勵ましの言葉を送りました。その上で、自らの経験を踏まえたアドバイスとして、人との縁を何より大切にすること、そして自らを高めていくために本を読むことの大切さを強調しました。この中では強い衝撃を受けた例としてベートーヴェンの生涯を記した本をあげました。ベートーヴェンは次第に耳が聞こえなくなるという絶望の中でも名曲の數々を生み出しましたが、この本の冒頭には『善く、かつ高貴に生きる人々は、それだけで不幸に耐えうる』というベートーヴェンの言葉が掲げられており、老川氏は「杏林學園の『眞?善?美の探究』という建學の精神はまさにこのことであり、この學園で學んだことを誇りに自らの道を切り開いて行ってください」はなむけの言葉を送りました。
 式ではこのあと、保健學部の井奧眞菜さんが「未來に向けた希望と夢を絶やすことなく、これまで學んだことを礎に新しい世界でもご活躍ください。私たちは先輩方が築かれた素晴らしい伝統を守り受け継いでいきます」と送辭を述べました。
 これに対し、卒業生を代表して醫學部の木村 彬さんが「入學當初は戸惑うこともありましたが、皆さまのサポートのおかげで恵まれた環境で學業に専念することができました。これからそれぞれの進む道は違いますが、學園で得た知識?技術を元に互いの分野の垣根を越えて、困難な課題に立ち向かっていきます」と答辭を述べ決意を誓いました。
 式の後、卒業生は各教室に別れ、一人ひとりに學位記や卒業証書が授與されました。
 このあと卒業生たちは、桜がほころび始めた構內で同級生や家族と記念寫真を撮ったり、井の頭キャンパスに戻って先生や後輩たちと交歓のひと時を過ごしていました。

2019.3.19

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